国土交通省は、建設現場の生産性向上に向けて
〔測量・設計、施工、検査、維持管理・更新〕に至る全プロセスにおいて
情報化を前提とした新基準「i-Construction」を２０１６年度より導入しました。

土工等の分野について、抜本的な生産性向上を図ることで全体として技能労働者一人当たりの生産性を将来的に５割向上できる可能性があるとされています。

「飛行計画・撮影飛行・成果編集作業」まで、一貫して行います。
ｉ−Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ業務支援として、大規模な現場での 起工測量 ・ 出来形計測 ・ 土量管理 で活躍しています。

弊社のＵＡＶレーザーは、ｉ−Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ業務の他にも「国土地理院−ＵＡＶ搭載型レーザースキャナを用いた公共測量マニュアル（案）」に準拠しており、公共測量成果及び制度管理表等の各種帳票の作成が可能です。
対地高度・フライト速度の向上により、１時間当たり５０ｈａの計測が可能であり、ＵＡＶ写真測量では不可能だった植生下のデータ取得も可能です。

※法律によりUAVの飛行が禁止されているエリア、天候（雨・雪・強風）などの理由により計測を実施できない場合もあります。

最大500ｍ先の対象物をミリ単位の精度で計測でき、高精度かつ高速な計測が可能。
安全に離れた位置から接触することなく、ノンプリズムで大量の点群データを取得できるため従来の測量方法に比べ、現場作業の大幅削減（時間・人員のコストダウン）ができます。
UAV（ドローン）の計測に比べ、天候に左右されにくいという利点もあります。
また、複雑な形状の計測が可能で取得データのあらゆる角度からデータを確認することができます。

平面図・縦断図・横断図などの２次元図面から、３次元設計データを作成します。
３D現況データと３D設計データを合わせることで土量算出ができます。

連続して撮影した複数枚の写真をもとに、３D点群データの作成を行います。
求められる精度に応じて、飛行計画や標定点設置、撮影、処理を実施します。
作成した３D点群データは、点群の密集部を間引いて均等化し、地盤以外の草木や車両などの不要なノイズ　を除去します。

設計データを入力した出来形端末とトータルステーションで計測します。
計測と同時に実測値と設計値の差を比較し、記録します。

現地の状況を詳細に測量し、日常生活に不可欠な社会基盤の整備や改修に必要な情報を提供します。
基準点測量、水準測量など多岐にわたる測量業務を行います。